悪徳リフォームでの談件数は、現在でも増え続けています。
出典:住宅相談と紛争処理の状況 CHORD REPORT 2016 – 公益財団法人
高齢者を狙ったものが多く、「根拠のない補強工事を行っている」、「床下、小屋裏において、不必要な換気ファンをつけている」、「高額な塗料で外壁を塗装している」、「高額な追加工事を請求された」等の被害が目立っています。特徴としては、屋根や床下、排水など一般的には見えない部分を無料点検や近くで工事中で気づいた、行政を装う等で入り込み、虚偽の報告をし不安を煽るといったパターンが最も多いと報告されています。
そして、何社かが組んでいる場合が多く、一度工事を行うと玄関上部に業者のシールを貼ったりやマーキングしていきます。それを目印に、同じ業者や、同業他者が何度も訪れ、別の工事を次々と契約していくことです。
不安を煽られない対策
「住まいの状況を知っておきましょう」←「家の健康診断ページへ」
訪問販売にあわない対策
「玄関のマーキングをチェック」→あれば、すぐに消しましょう。
「電話での勧誘はすぐに切る」→悪徳事業者は、話の内容では無く切るまでの時間で訪問するかどうかを判断します。
悪徳リフォーム業者のマーキング例 (Cat-Hackページ参照)
○ | 簡単にドアを開ける | AP | 見込み有り |
◎ | 契約が取れた | B | ローン困難 |
K | ドアを開けずに断る | 金色シール | お金を持っている |
S | 一人住まい | 1924 | 19時頃帰宅し24時頃就寝 |
M又はW | 男性又は女性の独身 | SS | 土日が休み |
SW10-17R | 独居女性で10時から17時は留守 | △ | 後一押し |
ロ | 高齢者 | × | 断られた |
☆ | 押せば契約が取れる | ケ | 喧嘩になった |
黒シール | 男性で難しい | 外 | 外国人 |
白シール | 女性でだましやすい | 空 | 空き家 |
悪徳リフォーム事業者の特徴